製法へのこだわり
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創業以来、米の選定から生地作り、
そして焼き上げまで自社一貫生産生地を仕入れて焼きだけを行なうおせんべい屋さんが多いなか、喜八堂では原料である
お米の選定・生地作りから、ひとつひとつの仕事に責任を持って煎餅を作ります。 -
お米の美味しさを守るために、
おせんべいの生地を作る直前に精米しますお米の玄米を白米にするためにひと皮むき作業である精米。お米の品質を保つために
ギリギリまで玄米のまま保存し、生地を作る直前に精米。お米の鮮度にもこだわっています。 -
乾燥にも焼き上げにも時間と人手をかけて、
美味しさを仕上げますその日の温度や湿度等を考慮しながら生地の乾燥状態を見極めます。
そのうえで伝統を受け継いだ職人が一枚一枚、心を込めて焼き上げています。
喜八堂のおせんべいができるまで
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1
関東平野のからっ風に鍛えられたお米です。みなさんが食べるお米と同じです。古米や破砕米、輸入米は使用しません。全て国産の上質米です。だからお団子にも使用できるのです。
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2
洗米された後、製粉機(お米を砕く機械)に送られます。
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3
これが製粉機です。綺麗なお米の粒を、歯ごたえ、堅さなど様々な条件を考慮し、お煎餅のタイプにあった状態に製粉します。もう40年以上働いています。みんなの仲間です。
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4
製粉機から出てきたお米です。ここでいかに砕くかが腕の見せ所です。
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5
少し粗めのものと、細かいもの、割合や大きさ、様々な条件で煎餅は変わってきます。粒の違いが分かりますか?これで煎餅の歯ごたえや堅さも変わってきます。
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6
これはお団子等になる場合の粉の挽き具合です。凄く細かいのが分かるでしょうか?この粉を蒸して何度も何度も練ったものがお団子となり、店頭へ運ばれていきます。お団子の賞味期限は当日限りの無添加です。
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7
蒸練機(製粉機から出てきたお米を蒸かす機械)から出てきた生地です。上新粉と言います。水槽で適度にしめていきます。これを練って練ってお団子や煎餅の生地になります。
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8
生地をのすのが、のし機の出番です。いろんな形にくりぬいていきます。もちろん操作するのは人間です。厚さや重さなどその日の生地の状態によって毎日違います。
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9
その日の温度や湿度等を考えながら、同じ工程なのに毎日違う生地を相手に奮闘しています。職人の腕の見せ所です。生地はある程度の水分量まで乾燥させ焼き工程に運ばれます。